競馬場 の装置

実際に競馬場に行ってみるといろいろな施設を目にします。これらは競馬場を維持するための施設であったり、観客が快適に競馬を観戦するための施設であったり、また公正な競走を行うための施設であったりします。ここでは競馬場で目にする幾つかの施設について紹介します。
競馬場に行くと、レース毎に各出走馬のオッズが表示された電光掲示板を目にします。これによって競馬観戦に来ている観客は自分が買った馬券のオッズを知ることができるほか、次のレースの出走する馬の名前に馬体重、騎乗する騎手名などがわかります。この掲示板をオッズ板或いはトータボードと言います。普通はパドックの側に設置されています。古くは黒板にチョークで手書きされていましたが、現在ではフルカラーの電光掲示板になっています。ところによっては映像を表示できるオッズ板もあります。
また多くの野球場や陸上競技場と同じように、現在は多くの競馬場に大型映像装置が設置されています。主にはスタンド前や馬場内エリアに設置されていることが多くなっています。この大型映像装置にはレース映像の他にも馬場入場の模様、またレース結果や払い戻し金額の表示もされます。
1984年に東京競馬場に日本で競馬場では初めての大型映像装置が設置されました。これによって競馬観戦のスタイルが大きく変わり、観客はよりわかりやすく、便利に、かつダイナミックに競馬を楽しむことができるようになりました。というのも競馬場のスタンドぬ座ってレースを観戦する場合、レースの最中で馬群が向こう上面に差し掛かると、スタンド側からは現在この時点でどの馬がどの位置にいるのかが遠すぎて見えなくなってしまっていました。当時多くの観客が双眼鏡を手にしながら、かろうじて自分の投票した馬の位置やレース展開を確認していました。ところが大型映像装置が導入され、レースの模様がリアルタイム映像として流されるようになったため、馬群が向こう上面を走っていても大型映像装置を通してレースの展開を知ることができるようになりました。大型映像装置の効果はそれだけではありません。今までは一度生でレースを見た後、もう一度その再生映像、スローモーションを見たくても見ることができませんでした。特にゴール前の直線での、各馬の叩き合いなどレースの迫力あるダイジェストをもう一度見たくても、そうもいきませんでした。ところがこの大型映像装置の導入によって、レースの終了後レースの模様をその場でもう一度見ることができるようになりました。そのほかパドックやそれ以外にイベントなど、スタンドからは見えにくいイベントやシーンも大型映像装置で見ることができるようになり、競馬場で競馬観戦をする際の利便性は勿論、迫力や臨場感が大幅に上がったと言われています。

現在では競馬は殆ど毎週末テレビで中継が行われています。また最近ではネットによる競馬中継も行われています。映像技術に関しては便利になる一方で、こうした手段で家から出ないで競馬を楽しむことができるようになりましたが、競馬場での競馬観戦も昔に比べて随分と便利になりました。皆さんの住む街に競馬場があったら、是非競馬場に出かけてみて、生で競馬観戦をするのはいかがでしょうか。レースによっては何万人もの観衆が詰め掛けるうえに、こうした大型映像装置での迫力ある映像が楽しめます。競馬予想が的中するしないは別にして、これだけでも十分に楽しめるのではないでしょうか。